こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です
昨日は指標、米個人消費支出が良かったとかで金融株が買われたようです。
ダウ +0.04%、ナスダック +0.19%、S&P500 +0.11%でした。
ナスダックS&P500は連日の最高値更新です。
ヒートマップはこんな感じ。
GOOG(アルファベットC)は最高値を更新したんですがねぇ。
GOOG、GOOGL(アルファベット)2019年第一四半期決算が昨日のアフターマーケットに発表されました
米国会計基準
売上高 363億3900万ドル(16.7%増)
営業利益 66億0800万ドル(13.4%減)
当期純利益 66億5700万ドル(29.2%減)
1株当たり当期純利益 9.50ドル
( )内は前年同期比
Alphabet Announces First Quarter 2019 Results(リンク)
今回の決算は弱い決算となりました。
売上は16.7%増えて363億3900万ドル
373億3000万ドルの市場予想を下回りました。
EPSはEUからの罰金を除くと11.90ドル
10.61ドルの市場予想を上回りました。
営業利益は昨年同期の76億3300万ドルから66億800万ドルに13.4%減。
営業利益率は25%から18%に下がっています。
EUからの罰金を除くと営業利益83億500万ドル(前年比25.6%増)営業利益率は23%となります。
広告収入は307億2000万ドルと対前年15.30%増。
広告以外の売上(クラウドやGoogle Homeなどのハードウェア )も前年比25.15%伸びて54億4900万ドルとなっており、前期の30.65%増からは少し減速しています。
トラフィック獲得コストが68億6000万ドルと対前年9.09%増前期は15.28%増でしたので少しコスト増は減速しました。
広告収入に占める割合は前年同期の24%から22%に少し低下しました。
市場予想は72億6000万ドルでしたので下回りました。
ペイドクリック数(広告収入の入るクリック)は前年同期比39%増しています。
クリック当たりの収益は前年同期比19%減しています。
前期比だとクリック数は減少、クリック当たりの単価は上昇。前期まではクリック数は増加、単価は減少という流れでした。
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GOOG1dayチャート
4/29終値時点
GOOG株価 1287.58ドル
GOOGL株価 1296.2ドル
決算後アフターマーケット株価
GOOG株価 1193.50ドル(終値比 -94.08ドル -7.31%)
GOOGL株価 1200.23ドル(終値比 -95.97ドル -7.40%)
EPS 39.87ドル
GOOG PER 29.93倍
GOOGL PER 30.10倍
無配当
GOOG6ヵ月チャート
チャートを見るとクリスマスを底に株価は上昇してきていて決算発表前は最高値を連日更新していたんですけどねぇ。
天国から地獄へ一直線といった感じ。
今回の決算については利益面は悪くなかったと思いますが、売上が市場の期待に応えられなかったという感じがします。
アルファベットの売上の大部分である広告収入の伸びが減速してきているのも嫌気されていると考えています。
参照)CNBC(リンク)
巨大化してきた企業がいつまでも20%超の売上成長を続けられるものでもないと私は考えていますが、市場からはそれを期待されている部分もあると思います。
EUからの罰金は最早アルファベットにとっては年中行事のような感じです、今後も独占的地位が継続する限り課せられるでしょうから、あきらめる他ないですね。
今回の決算で順調に推移してきた株価が腰折れする恐れはありますが、私の投資判断としては特に変わらずホールドを継続するつもりです。
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