こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です。
BRK.B(バークシャーハサウェイ)2019年第一四半期決算が土曜日に発表されました。
2019 1st Quater(リンク)
NEWS RELEASE(リンク)
売上 606億7800万ドル(前年同期比3.77%アップ)
営業利益 55億5500万ドル(前年同期比5.05%アップ)
当期純利益 216億6100万ドル(前年同期は11億3800万ドルの純損失)
B株EPS 8.81ドル
営業利益55億5500万ドルは市場予想52億9000万ドルを上回りました。
まあまあ良い決算だったと思います。
純利益が前年比で大変なことになっていますが、2018年Q1より会計ルールの変更に伴い、BRK.B保有株の含み益の増減を算入するようになっています。
今期は投資とデリバティブの利益が161億600万ドル計上されています。
営業利益の内訳
営業利益は保険の引き受けでの利益が1800万ドル下がったのとQtherで1億2900万ドルの損失が出ていますが大方は順調といえそうです。
2018年Q4に1119億ドルだったBRK.B保有の現金と短期米国債の合計は今期1142億ドルになっています。
Q1での自社株買いは17億ドルとのことです。
バフェット氏は株主総会で、十分割安になれば、1000億ドル相当の自社株買いを喜んで実施するとの考えを示し、マンガー氏も、バークシャーは自社株買いに「より寛大」になるだろうと語ったとのことです。
広告の下に続きます
スポンサードリンク
BRK.B 5/3終値時点
株価 218.60ドル(前日比⁺1.24%)
EPS 1.63ドル
予想PER 19.96倍
無配当
6ヵ月チャート
土曜日の発表なので市場の反応はわかりませんが好決算だと考えています。
しかし、KHC(クラフトハインツ)は2018年のForm 10-K(米証券取引委員会に提出せねばならない年次報告書)をまだ提出できておらず、バークシャーがQ1決算に算入すべき財務情報を得られていないため、2019年Q1のOthersの営業利益はKHCの分を除外した数字ということです。
KHCにはまだ発表されていない問題があるんでしょうか?なんともきな臭い感じがします。
バークシャーが先月末に発表したOXY(オキシデンタル・ペトロリアム)への投資は楽しみな案件ですね、配当年8%の優先株とOXYの株を62.50ドル(金曜OXYの株価は57.95ドル)で購入するワラント(株式引受権)を引き受けるとのことです。
BAC(バンク・オブ・アメリカ)で大儲けしたパターン再びという感じですね。
OXYのAPC(アナダルコ・ペトロリアム)の買収成功が条件(シェブロンとの競争になっています)ということですが楽しみです、上手くいってほしいです。
こういう投資をしてくれるのがBRK.Bの素敵なところです。
週明けのBRK.Bの株価については、まあまあの決算、KHCの問題、米中の貿易問題による市場の冷え込みで下がっちゃうかもしれないと予想しています。
でも、決算自体は無事通過していますので、市場全体が強気になるときは株価は上がっていってくれると考えています。
↓の米国株のバナーを応援クリックお願いできればありがたいです
スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿