2019年3月23日土曜日

PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)の紹介



こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です。
昨日の米国市場は大きく下げました。世界景気の減速懸念、債券市場で「逆イールド」が発生したためとのことです。
ダウ-1.77%、ナスダック+2.50%、S&P500-1.90%でした。

ヒートマップはこんな感じ。

赤いですね、しかも色が濃い。


PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)の紹介
PFFが「iシェアーズ 米国優先株式 ETF」から「iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF」に名称が変わり、連動するインデックスも変更となりましたので紹介記事をリライトします。

「優先株」とは種類株式の一種で普通株に比べて配当金を優先的に受けることができます。

あるいは会社が解散したときに残った財産を優先的に受け取れる等、投資家にとって権利内容が優先的になっている株式のことです。

その代わり会社の経営に参加する権利(議決権)については制限されるのが一般的ということです。


「インカム証券」が指すのは「ハイブリット証券」のことです。
「ハイブリッド証券」とは、債券、株式の性質を併せ持つ(ハイブリッド)証券のことで、具体的には劣後債や優先証券などが挙げられます。
クーポン(利息または配当)が定められており、満期や繰り上げ償還時に額面で償還します。
引用:大和投資信託(リンク)


iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF(BlackRock)

組み入れ上位10銘柄(2019/3/21時点)



セクター(2019/3/21時点)



セクターは金融と不動産が大部分を占めています。
その他は公益、資本財といったところ。


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3/21終値時点
株価 36.47ドル
PER 12.45倍
1株配当 2.15ドル
分配金利回り 5.90%
経費率 0.46%


1年チャート


9月の高値から12月の末までスルスルと下げましたがクリスマス以降、値を戻してきています。
もっと長いチャートを見ると35~40ドルで推移してきたのですが、去年の10月から今年の1月までは36ドルを割り込んでいました。
債券の値下がりに釣られたのか、前年に比べて配当金が低く推移していたのが要因となったためだと考えています。

基本的に株価指数が大きく上げ下げしても株価はそれほど動きません。
しかし株価指数より動きはゆるやかですが、チャートの形としては株価指数に似た形になるようです。

PFFは値上がり益を狙う銘柄ではなく毎月配当・高利回りの分配金を狙っていく銘柄だと言えます。
経費率が0.46%と高めですが、これだけの高配当ETFがなかなかないのと、毎月分配だから仕方ないかという感じです。下がってくれると良いんですが。

PFFのセクター配分が金融・不動産が大部分を占めていますので、同セクターがポートフォリオに占める割合が大きい方はリスク分散の観点からバランスを考えて投資するべきです。

設定来チャート

こちらのチャートを見るとリーマンショックでは大きく下げています。
金融危機でしたので、影響はS&P500以上に大きかったです。大体35~40ドルで推移するPFFが最安値14.10ドルまで下がっています。
今後もし金融危機が訪れたときに狙ってみるのも面白いかもとか考えたりもしますが、そんなのがまた来たら多分怖くて手が出ないだろうと思います。
リーマンショックの時のように政府が救済してくれるとも限りませんしね。

ハイパー愛生男が今のペースでPFFを買っていくと資産全体の5%くらいになるかという感じです。
SPYと並行してコツコツ株数を増やしていく予定です。

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