2018年12月7日金曜日

消費増税時に行われるキャッシュレス決済でポイントバックに潜む罠



こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です。

昨日の米国市場はお昼から引けにかけて戻したようです。
ダウ -0.32%、ナスダック +0.42%、S&P500 -0.15%でした。

ファーウェイショックで下げていたのですが、FRBによる利上げ打ち止めの観測がでたとのこと。
流石に今月は利上げするみたいですが、来年以降はしない方向になるかもしれないということです。
円安ドル高傾向も変わってくるでしょうか?

ナスダックは昨日下げているときもダウに比較してマシでした。
下げ過ぎ感が出てきたかなぁ、だと良いなぁと考えています。

ヒートマップはこんな感じ


AAPL(アップル)さんがアカンですね。


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私は学生時代から陰謀論とか、そういった世界観が結構好きでして、創竜伝シリーズのフォ-・シスターズの話(元ネタは国際石油資本のセブン・シスターズでしょう)や、ユダヤ資本が世界を牛耳っているみたいな話が好きでした。
最近「世界を変えた14の密約」という本が目に入りまして、読んでみたのですが中々興味深かったです。そっち系が好きな方は読んでみると面白いと思います。

そのうちのひとつの章でキャッシュレス決済の話がありましたので、シェアしたいと思います。

「カードで買い物すると際限なくお金を使ってしまう」という人がいますが。それにはきちんとした理由があるということです。
MIT(マサチューセッツ工科大学)の神経心理学者ラーゼン・プレレック氏の研究では、人は現金払いのときには脳で痛みを感じる反応があるのに、キャッシュレス決済ではその痛みがないのだそうです。

デパートで現金払いで商品を買う場合、品物の代わりにお金を手渡します。つまり品物の代わりに手持ちのモノ(現金)を失う痛みがあるので、過度な消費は抑制される。
対してキャッシュレス決済の場合、品物を受け取る前に決済をするわけですが、クレジットカードを店員さんに渡しても、決済が終わればカード自体は返してくれます。
銀行口座から後日引き落とされるわけですが、買い物をしている時点では、モノを何も失わずに商品を受け取ったように脳は錯覚するということのようです。

キャッシュレスで決済すると、決済端末からは心地よい音がして、お金引き落とされてるのに、なんか気持ちいいぐらいですよね。

来年10月からの消費増税にあわせて、中小小売店でキャッシュレスで買い物した場合5%ポイント還元される案が検討されているということですが、上記の研究からすればキャッシュレスのほうが消費者は現金払いより太っ腹の消費行動をとるでしょう。
キャッシュレス社会のほうがお金が使われやすいと考えられるので、景気対策としては有効だと思いますが、節約・投資を心掛ける人からすれば財布のヒモが緩んでしまうのは、ポイントバックがある意味罠になります。

この罠にハマらないためには、よく消費者金融のCMで耳にした「ご利用は計画的に」としか言いようがありません。

かく言う私も、キャッシュレスで払える店ではポイントをもらうためにキャッシュレスで決済しています。
元々、金遣いは荒くはないほうなのですが、毎日、家計簿的なものをスプレッドシートでつけています。
これのおかげで月末にカードの決済を見てビックリなんてことはありません。

家計簿なんてめんどくさい、続かないという人は、キャッシュレスで支払った金額を財布から取り出して、支払ったお金として別の封筒に移動させることで、買い物で生じるモノを失う痛みを感じるという方法も一つの手かと思います。

上記の研究者は、多くの人がローンで高額を払い続けることができるのは銀行口座から自動で引き落とされるから払える。もし毎月現金で給料を受け取り、ローン引き落とし日に現金を銀行で支払うなんてシステムだったら、人は今までと同じような消費の振る舞いはできないだろうと言っています。

来たるべきキャッシュレス社会で異常な消費行動をとらないためには、支出の可視化は重要だと感じました。
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