2018年9月7日金曜日

深蔵 著 「マンガ 株で調子に乗って失敗しました。」を読みました。



こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です。

米国株ですが、ここ2日ハイテクは不調ですね。
投資しているのが株ですから良い時もあれば悪い時もあります。本当に悪い時はこんなもんじゃないでしょうし。また良い時が来るのをじっと待ちたいと思います。


最近読んだ本のレビューを書きます。
深蔵 著 「マンガ 株で調子に乗って失敗しました。」です。

本書は会社を辞めてイラストレーターとして独立した深蔵氏が株を始めて経験した失敗についてマンガで書かれています。
株をやろう、やっている人が反面教師とすべき本です。

①最初は少しのつもりで始めたけど、塩漬け株が増えてドンドン投資額が増えていく
株を始めようという人は銀行預金してても増えないのは無駄かと感じて、ある程度のまとまった資金があって株を始める人も多いと思います。
どれくらいのペースで投資していくかは計画しておかないと、「なんか今って安そう」と感じて次々買ってしまうなんてことにもなりかねません。
投資は計画的に行いたいです。

②優待株の罠
日本の株には株主優待のある株も多いです。
現在、私は優待については基本的に「優待よりも配当にして欲しい」という考えです。
昔はクロス取引で優待狙いもしていたことがあります。ただ逆日歩を考えるのと、もらった優待を売ったりするのがメンドクサクなってやめました。
優待はもらうと嬉しいというのはわかるんですが、株価が下がったときに「優待あるし」と思って判断が鈍ったりしないというのがあります。
株価が下がるということは今後の経営にマイナスのことが出た場合です。その場合に「優待あるし」でガチホしてしまうと、優待が改悪されてしまったりで更に株価が下がるなんてことになった場合は、更に大きな損失を被ることになりかねません。



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③気持ちが大きくなって無駄遣い
株で儲かると、ただ相場を見ているだけでこんだけ儲かるのかと勘違いしてしまい、気持ちが大きくなってついつい無駄遣いをしてしまう人もいます。
株で損した時でも「あの時、無駄遣いしなければ・・・」と後悔しないお金の遣い方を心がけたいです。

④信用取引に手を出す
トレードで調子が良いと「もっと資金があればもっと増やせるのに」という完全にヤバイ考えに囚われてしまう人もいます。
多くの資金を動かせるということは多くの損失を被る可能性もあるということですので注意が必要でしょう。

⑤ネットや取引情報に頼ってトレードする
株を始めたばかりの人は「勝率90%超」などの取引情報を見たり、ネットの掲示板の情報を見て取引する人がいますが、全くオススメできません。
ネットで影響力のある人は買い推奨する前に買っているでしょうし、匿名のネット掲示板なんて手のひら返しは日常茶飯事です。
自分で納得するまで考えて投資するようにしたいものです。

本書では上記のような株をやっている人なら「あるある」と思ってしまう多くの失敗をマンガで楽しく読むことができます。
私もこんな感じだったなぁ。とか、思いながら読みました。
この本はマンガということもあり1時間もかからないで読了することができると思います。
自分に本当に向いた投資に出会うまでは失敗することが多いと思いますが、何かを試しにやってみるときは全力でやっちゃいけないなぁ、とつくづく感じさせる本でした。
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