2018年4月8日日曜日

村上世彰 著 「生涯投資家」を読みました

















こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です

先日レビューした「マネーという名の犬」を監修していた
村上氏つながりで「生涯投資家」も読んでみました

出版されたころは私がチェックしていたブログでも
読んだという方が多くいましたし
ベストセラーのランキングでも結構上位だったと思うんですが
私は読みませんでした

というのも、私は村上氏に対して
あまり良いイメージを持っていなかったからです

テレビのニュースなどが「村上ファンド」について取り上げる時には
好意的な伝え方をしていませんでしたし
偉そうなことを言いながら「インサイダー取引」に手を染めた人
ぐらいに考えていました


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今回「生涯投資家」を読むと村上氏が世を騒がせた当時に
何を考えていたのかが書かれています

日本の上場会社における
「株主価値を鑑みない経営」
「コーポレート・ガバナンスの欠如」
との戦いの記録です

私は米国株投資をしているわけですが
米国企業は日本企業よりも
株主価値を重視しているしカバナンスについても
進んでいると感じています

村上氏は日本企業がより株主を重視した経営を
するようになることを志向して
時価総額に対して資産が多かったり
ニッポン放送とフジテレビのように
親会社と子会社の関係がいびつだったりする企業に投資し
「物言う株主」として行動します

そんな中でニッポン放送に関わるインサイダー疑惑で逮捕され
村上ファンドは解散することになります

今回、この本を読むことで村上氏の主張について
共感する部分も多くありました
ただ、騒がれていた当時についてはマスコミの印象操作に対して
もう少し上手く立ち回ることはできなかったかなぁとは思いました

インサイダー取引についても
村上氏はインサイダーに当たらないと考えていて
その理由についても、この本で述べられています

有罪判決が不当なものだったかは
裁判所が無罪なものを村上氏だからといって
有罪にしたりするかな?という考えもあったりして
私には判断がつきません

村上氏の影響もあって、だんだん変わってきていると思いますが
日本企業も米国のように株主価値を更に重視するように
なってくれれば良いと考える次第です

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