2019年10月16日水曜日

足るを知り、自分の器を拡げ続けたい



こんばんわ、米国株集中投資家のハイパー愛生男です。

昨日の米株市場は好調な企業決算を受けて上昇したということです。

ダウ+0.89%、ナスダック+1.24%、S&P500+1.00%でした。

ヒートマップはこんな感じ


NVDA(エヌビディア)はバンクオブアメリカが目標株価を225ドルから250ドルに引き上げたのを受けて、5.28%の上昇。


最近読んだ本の話をします。
八乙女 暁 (著)「お金に困らない人の投資の考え方」
という本を読みました。
帯には「お金の降り注ぐ世界へようこそ!」という、私からしたら怪しさ満開の文句が目に入りますが、中身はいたってまともな内容です。

その中で私の気になった内容について書きます。


お金から自由になる

経済的自由を達成するための手段が投資であると書かれています。
著者はキャリア志向の人だったとのことですが、娘さんができて、娘さんの成長していく姿を、仕事に忙殺されて見られないのでは意味がないと感じて、この考えに至ったということです。

リタイアするかはともかく、お金に余裕ができれば、パートタイムで働くようにするとか、時間に余裕を持って暮らすような選択もできるようになります。
資産に働いてもらえば自分が働く量を減らすことができる、やりたいことをできる時間が増えるということですね。


自分の器を広げる

お金に関して自分の器に合った使い方をすることが大事だと書かれています。

急にお金持ちになった人(宝くじに当たるとか)が不幸になるケースは、そのお金を受け止める器がその人にはない為で、器からこぼれてしまう分は、ドンドン出て行ってしまうということが書かれていました。

「足るを知る」ことが大事で、自分の器を広げてから(上手にお金を使えるようになってからという意味だと思います)資産を追い求めても遅くないとも書かれていました。

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ゆっくりお金持ちになりたい人なんていない

バフェット氏の言葉ですね。

著者は投資で成功する人というのは投資に絶対はないことを理解し、適切にリスクを取りながらリターンを得ることができる人と書いています。

しかし、ダメな投資は時間をかけてやっても、損失が膨らむばかりだと思うので、ゆっくりやったからといって成功できるとは限らないとも思います。


「誰もが投資すべき完璧な(投資)商品」なんてない

私もそう思います。
世間には色々な投資法がありますが、その人が快適だと思うように投資したら良いと私は考えています。
その投資法をしていたら将来楽しみだと感じられて、多少の値動きがあっても大きなストレスを感じないような投資を行うのが、結局長く続けられて大きなリターンを得ることにつながると思っています。

短距離レースを行いたい人のことを否定はしませんが、「人生は典型的なマラソンレースである」という考え方に私は共感するほうなので、快適に長く続けられそうな投資法を探っていきたいですね。


全体的な感想

そこそこオススメできる本だと思います。

私の考え方とは違いますが、株などのペーパーアセットの前に、与信を使って不動産投資をすべきとしているところなどが興味深かったです。

「レバレッジ、不動産投資のローンは借金での投資」という私の考え方は、非効率で古いのかもしれないなぁ、と感じたりもしました。
まぁ、返済に追われるのは気分が落ち着かない(快適ではない)と思うので、やらないと思いますが。

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