こんばんわ、米国株集中投資家のハイパー愛生男です。
昨日の米国株は引けにかけて上昇。
世界保健機関(WHO)は30日午後、新型肺炎について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言したとのこと。
これを受けて早期の収束に期待ということらしいですが、どうでしょうね?
ダウ+0.43%、ナスダック+0.26%、S&P500+0.31%でした。
ヒートマップはこんな感じ
前日決算発表のあったMSFTが最高値を更新しています。
AMZN(アマゾン)の2019年第四四半期決算が昨日のアフターマーケットに発表されました
米国会計基準
売上高 874億3700万ドル(20.8%増)
営業利益 38億7900万ドル(2.5%増)
当期純利益 32億6800万ドル(8.0%増)
1株当たり当期純利益 6.47ドル
( )内は前年同期比
Amazon Q4 2019 Financial Results(リンク)
今回のAMZNの決算は売上◎、EPSはサプライズだと思います。
ガイダンスは△といった感じでしょうか。
売上高874億3700万ドルは市場予想860億2000万ドルを上回りました。
EPS6.47ドルは市場予想4.03ドルを上回りました。
AWS(クラウドサービス)の売り上げは99億5400万ドルで市場予想98億1000万ドルを上回りました。
セグメント別営業利益
North Americaでの営業利益が22億5100万ドルから19億ドルと15.59%減少。
Internationalでの営業利益の赤字は6億4200万ドルから6億1700万ドルになり改善しています。
AWSでの営業利益は21億7700万ドルから25億9600万ドルと19.25%伸びています。
AWSの営業利益25億9600万ドルは営業利益全体の66.92%を占めています。
2019年Q4の営業利益は前年同期比2.5%増。
売上の増減
AMZN本体が販売するOnline storesは前年同期比15%と前期より伸びが鈍化しました。
physical storesについては買収したWhole Foods売上がメインだと思われます、今期も対前年マイナス1%と良くないですね。
Third-party seller servicesの伸びについては31%の伸びと好調です。
Subscription servicesはプライム会員費や月額課金のアマゾンミュージックやキンドルアンリミテッドなどの売上です、前年同期比32%増と伸びは鈍化しています。
AWSの伸びは前年同期比34%増と伸びが漸減してきています。
Otherに含まれるアマゾンの広告サービスは41%とこちらも伸びは鈍化。
2020年第一四半期のガイダンス
売上690億ドル~730億ドル(中間値は710億ドル)と市場予想716億1000万ドルより弱いガイダンスとなりました。
営業利益については30億ドル~42億ドルが示されました(2019Q1実績は44億2000万ドル)。
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1/30終値時点
株価 1,870.68ドル
決算後1/30アフターマーケット時点
株価 2,055.21ドル(終値比+184.53ドル +9.86%)
EPS 23.01ドル
予想PER(1年) 90.59倍
無配当
1dayチャート
6ヵ月チャート
2019年Q3決算発表時のQ4売上800億ドル~865億ドルのガイダンスを考えると、874億ドルの結果は良いですね。
営業利益についても、前期のガイダンス12億ドル~29億ドルを考えれば、結果の38.8億ドルはかなり良いと思います。
今期のガイダンスについては、市場予想に届いていませんが、ガイダンスを超える結果を期待したいです。
アフターマーケットの株価を見る限り、2018年9/4(株価2,039.51ドル)以来の最高値更新なるかといったところ。
個人的には最高値更新となったとしても特に売る気もありませんが、ポーンと上がってその後ズルズル売られるパターンもありますので、今日の引けでも以前の最高値を超えていてくれればと願っている次第。
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