2018年8月14日火曜日

高橋洋一 著 「世の中の真実がわかる!明解会計学入門」を読みました、あとトルコについて



こんばんわ、米国株ブログウォッチャーのハイパー愛生男です。

昨日の米国株はマーケットオープンしてしばらくは強かったんですが、現地昼前から弱くなりました。
理由としてはトルコ不安ということらしいですが、米国はトルコとの関係があまり深くないため影響は軽微だろうとみられているようです。

ここ数日、FXでトルコリラをやっている人が損をしたというようなツイートが流れてきてよく見かけました、あとは親がトルコリラ建てのファンドで損をしたというのも見ました。
最近FXの広告で高金利通貨のスワップポイントを押すのをよく見かけたりしましたが、そういうのを受けてやる人が多かったんでしょう。レバレッジをかけないでやっていればリラ安がおさまるまで待つこともできるでしょうが、大体の人はレバレッジをかけているでしょうね。

トルコリラがらみで投資してた人はトルコについてどれくらい知っていたのでしょうか?
私がトルコについて知っていることといえば、ケバブ屋さん、トルコじゅうたん、トルコアイス、エルトゥールル号遭難事件以来の親日国ということぐらいで、産業としては観光業ぐらいしかイメージがないです。
多分家の中を探してもトルコ製品は無いんじゃないでしょうか。
通常、強い産業のない国の通貨は安くなると考えているのですが、通貨安以上に金利で儲かると考えた人が多かったのか。

日本人は貯金が好きで投資をあまりしないと言われていますが、やる人は結構リスクをとる傾向があるんですかね。それとも単に高金利が好きなだけなのかなー?とか、ここ数日考えていました。

欧州の銀行にはトルコへの貸し出しがかなりあるとのことなので、トルコ発の欧州金融危機なんてことにならないかは心配です。

トルコは親日国ですのでなるべく国民が大変な事態にならなければいいと願っています。

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さて、最近読んだ本のレビューを書きます。
高橋洋一 著 「世の中の真実がわかる!明解会計学入門」です。

高橋氏は「本当にタメになる学問」として数学、語学、会計学をあげています。世の中の様々な事象を読み解くために「必須の記述言語」だからということです。

確かに決算書類がどういう仕組みになっているか、基本的な読み方を知っているということは経済的な問題を理解する上で大変重要だと私も思います。

この本ではバランスシート(資産・負債・資本)、損益計算書の基本的な考え方と見るべきポイントが大変わかりやすく述べられています。

フジ・メディア・ホールディングス、朝日新聞社、日本の政府、日銀の実際の決算書類が解説されています。
財務省・マスコミが騒ぐ「国の借金1000兆円」と「日本には既に財政問題は存在しない」とする高橋氏の見方のポイントも、日本政府と日銀のバランスシートを解説することで示されています。

私自身は会計については大学4年時、暇だったので日商簿記の3級をとりました。なんで受験しようと思ったのかはよく覚えていませんが、大学内で受験できるのをチラシで見て、申し込んでテキストを読んで合格しました。
多分当時、単位も必要なくて親に学費を払ってもらっていたのに授業を受けていなかったので、その罪滅ぼしかなんかのつもりだったと思います。

就職後も会計書類に接することもありましたし、現在投資をする上でも会計の基本的な考え方を学べたのは良かったと思っています。

簿記3級を目標にテキストを買って勉強するのは会計を学ぶ「とっかかり」としてはオススメしたいですね。

本書は1~2時間もあれば読めると思います。
本書を読めば会計について全くわからない人でも、決算書類の大体の仕組みを理解することはできると思いますし、会計を少しかじったぐらいの私にとっては良い復習になりました。
「国の借金問題」の解説本としてもオススメしたいです。
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